日本生気象学会

Japanese Society of Biometeorology

執筆要領

1.原稿の表紙

 日本生気象学会のWeb サイト・執筆要領のページからダウンロードできる表紙テンプレート書式(Microsoft Word 形式)に従い,投稿する論文本体と齟齬のないように以下の情報を明記する.

  1. 論文の種類(総説,原著,短報,資料,その他)
  2. 表題および副題(和文論文原稿の場合は和英,英文論文原稿の場合は英和の順に表記)
  3. 全著者名およびそれぞれの所属機関名(和文・英文表記)
  4. 推薦する査読者がいる場合,その氏名・所属・E-mailアドレス
  5. 投稿者および責任著者の氏名および連絡先(住所,電話番号,E-mailアドレス)

続けて,チェックリストを自己確認し,該当する項目にチェック(■)を入れる.

□ 第一著者は日本生気象学会の正会員・学生会員・名誉会員のいずれかである
□ 投稿に先立ち著者全員の校閲を受けた
□ 本論文は他誌を含め掲載済みではなく,投稿中でもない
   □ 学位論文の一部であるが,機関レポジトリにその全文が非公開となっている
□ 「論文・査読用.pdf」から,著者を特定することが可能と思われる記述を全て削除した
□ 「論文・査読用.pdf」のフッタ中央にページ番号を付記した
□ 投稿規定・執筆要領に則り執筆した
□ 執筆要領12 項「掲載にかかる料金」について同意する
□ 研究倫理について
   □ 人を対象とする研究であり,ヘルシンキ宣言に則っている
   □ 動物を対象とする実験であり,「動物の愛護及び管理に関する法律」に明文化された動物実験の国際原則である3Rに則っている
   □ 倫理審査委員会の審査を受けた
     □ 承認したすべての委員会の正式名称と承認番号を「方法」の節内に記載した
   □ 研究倫理指針の対象外となる研究である

□ 利益相反(Conflict of Interest: COI)について著者全員に確認し,「利益相反」の欄に記載した
□ 研究資金について,「謝辞」の欄に記載した

2.論文原稿の作成方法

 論文原稿は,次のいずれかの方法で作成する.

  1. 雑誌編集室で組版を行う場合
     縦A4 版用紙に横書きで,上下左右それぞれ30 mm 程度の余白をとる.和文の場合は,11 ポイントの明朝系のフォントを用いて,1 行40 字× 30 行(1,200 字)/頁に整える.英文の場合は,11 ポイントのTimes 系のフォントを用いて,30 行/頁に整える.いずれの場合にも,すべてのページのフッタ中央に通しのページ番号を表示する.
  2. 版下(カメラレディ)原稿を著者が自ら作成する場合
     日本生気象学会のWeb サイト・執筆要領のページからダウンロードできるカメラレディ形式の論文テンプレート書式(Microsoft Word 形式)に従い,文字のサイズ・フォント,マージン等を変更せずに原稿を作成する.

3.抄録

 和文原稿,英文原稿ともに和文抄録(200 ~ 400 字以内)と英文抄録(300 語以内)をつける.日本語と英語でそれぞれ5 つ以内のキーワードとKey words を記入する.この抄録は論文の冒頭に掲げるので,論文の内容が理解できるよう表現に注意すること.

4.論文の構成

 総説については,原則として緒言(はじめに),主体文,結び(おわりに)からなる本文に続き,利益相反,謝辞(必要な場合),註(必要な場合),引用文献の順とする.
 原著,短報,資料,その他については,原則として緒言,材料・方法,結果,考察(結論)からなる本文に続き,利益相反,謝辞(必要な場合),註(必要な場合),引用文献の順とする.

5.文体と用語

 和文原稿の場合は,原則として常用漢字,新かなづかいとし,外国語・外国固有名詞・化学物質名・特別な術語などは原綴で記載する.外来語・動植物名などはカタカナ,数字は算用数字を使用し,単位は原則として国際単位系に従う.なお,学術用語は各学会で認められた用語を用い,特殊な用語はできるだけ避ける.英文原稿の場合は,原則としてnative speakerの校閲を経たものとする.

6.図表・写真

 図表・写真の表題はすべて英文とする.図表・写真中の記述についても原則として英文とするが,英文では表現しがたい場合は原文でも可とする.
〈例〉Fig. 1. Relationship between the …….
   Table 1. The comparisons of …….
   Photo 1. The orthographic image of …….
 図表・写真中の用語や記号に不統一のないように黒色で鮮明に描くこと.とくに本要領2 項(1)に基づき原稿を作成する場合,幅75 ミリあるいは165 ミリ程度にサイズ調整されることを考慮して,文字の大きさ・線の太さなどに留意すること.

7.倫理的配慮の明記

 倫理的配慮を必要とする研究では,行った具体的配慮について「方法」の節内に記載する.遵守した法令・指針がある場合にはその名称,倫理審査委員会の承認を得ている場合はその名称および承認番号等を明記する.なお,雑誌編集委員会でも倫理規定が明記されているかの確認を行う.

8.利益相反の開示

 見出し「利益相反」を設け,当該研究に関連性がある営利企業・組織・団体(以下,関連企業等と称する)から,投稿時から遡って過去3年間に,以下の(1)から(9)に該当する利益がある場合,著者ごとに記載する.該当する利益相反がない場合も,その旨を記載する.

  1. 関連企業等の役員,顧問職,社員など(年間100万円以上)
  2. 関連企業等の株式保有(年間利益100万円以上,または全株式の5%以上)
  3. 関連企業等からの特許権使用料(年間100万円以上)
  4. 関連企業等からの日当,講演料など(年間50万円以上)
  5. 関連企業等からの原稿料(年間100万円以上)
  6. 関連企業等からの研究費(1研究あたり200万円以上)
  7. 関連企業等からの奨学寄附金(所属部局への年間総額200万円以上)
  8. 関連企業等が提供する寄附講座への所属
  9. その他の報酬(旅行,贈答品など,年間10万円以上)

 記載にあたっては,関連企業等の名称および関係性(例:技術顧問,講演料,研究費提供など)を明記する.金額の記載は不要とする.なお,政府機関や公的研究資金配分機関からの公的資金(科学研究費補助金など)については,謝辞欄への記載をもって利益相反の開示に代えることができる.

9.研究資金の明示

 当該研究の実施にあたり外部資金を受けた場合,その多寡にかかわらず謝辞欄に記載する.

10.文献の引用

 当該論文で参照した論文はすべて本文中の該当箇所で引用する.論文原稿の最後に,見出しを「引用文献」として,引用したすべての文献を列記する.その他,引用スタイルは論文テンプレート書式に従う.

11.投稿方法

 本要領1 項に定める表紙をPDF 化した「表紙.pdf」,該当する研究においては倫理規定の遵守にかかる研究機関の長の許可文書の写しをPDF 化した「倫理審査証明書.pdf」,氏名・所属機関名・本文・図表および写真(ある場合)・引用文献・和文および英文抄録などすべてをPDF 化した「論文・事務局保管用.pdf」,「論文・事務局保管用.pdf」から著者を特定することが可能と思われる記述(ファイル内の氏名,所属機関名,倫理審査機関,謝辞および科学研究費補助金等による研究への言及に関する情報など)および電子ファイルのプロパティに記載されている作成者情報などをすべて削除した「論文・査読用.pdf」を,日本生気象学会雑誌編集室宛,以下の送付先に電子メールで提出する.
 依頼総説の場合は,「論文・査読用.pdf」を不要とするほか,「論文・事務局保管用.pdf」について,本要領2 項(1)(2)のいずれの方法で作成した場合でも,Microsoft Word 形式(.doc または.docx)であれば,PDF 化しなくても構わない.その他のファイル形式を希望する場合は,雑誌編集室と協議する.


〈送付先〉日本生気象学会雑誌編集室  株式会社ソウブン・ドットコム社内
〒116-0011 東京都荒川区西尾久7-12-16
TEL 03-3893-0111
FAX 03-3893-6611
E-mail:seikisho@soubun.org


 なお,掲載決定後には,組版方法について改めて雑誌編集室より投稿者および責任著者に問い合わせがある.

12.掲載にかかる料金

 投稿から雑誌への掲載,別刷送付までに申し受ける料金(すべて税別)を以下に定める.なお,各金額は変更されることがある.

  1. 投稿料:論文投稿時の投稿料は論文の種類によらず無料とする.
  2. 掲載料:原稿の作成方法により異なる.
    雑誌編集室(印刷会社)で組版を行う場合,1 ページあたり2,000 円(図表1 点500 円,写真1点1,000 円)を申し受ける.版下(カメラレディ)原稿を著者が自ら作成し入稿する場合,掲載料は不要とする.ただしその原稿が本要領や論文テンプレート書式を逸脱していると雑誌編集委員会が判断した場合,著者に修正を依頼することがある.共著者に非会員が含まれる場合,原稿の作成方法によらず,1 人1 編につき4,000 円を申し受ける.
  3. カラー掲載料:別途に費用を申し受ける.
  4. 上記以外に,組版原稿における校正時の大幅修正・変更など特別に要する費用については別途に申し受ける.
     版下(カメラレディ)原稿の修正・変更を雑誌編集室(印刷会社)に依頼する場合には,依頼があった時点で料金を協議する.
  5. 別刷料:下表のとおりとする(50 部単位).
部数 ページ数  
2(1枚) 4(2枚) 6(3枚) 8(4枚) 10(5枚) 12(6枚) 14(7枚) 16(8枚) 表紙(追加)
50 1,500 3,000 4,500 6,000 7,500 9,000 10,500 12,000 2,000
100 1,800 3,600 5,400 7,200 9,000 10,800 12,600 14,400 4,000
150 2,250 4,500 6,750 9,000 11,250 13,500 15,750 18,000 6,000
200 2,600 5,200 7,800 10,400 13,000 15,600 18,200 20,800 8,000
250 3,000 6,000 9,000 12,000 15,000 18,000 21,000 24,000 10,000
300 3,300 6,600 9,900 13,200 16,500 19,800 23,100 26,400 12,000

*1 別途に送料(実費)および発送手数料200 円を申し受ける.
*2 上記以外の部数・ページ数は別計算とする.

改訂履歴


2025年6月14日改訂
2025年12月 1日 改訂(現行)


※これ以前の制定日および改訂日は記録なし