
日本生気象学会
Japanese Society of Biometeorology
重田 祥範(公立鳥取環境大学) 都市部での人工排熱やアスファルト・コンクリート被覆の増加は蓄熱効能を増大させ、都市の高温化を促進しています。そのため、都市部と郊外の気温差は拡大し、熱中症や睡眠障害といった健康被害が発生 […]
大橋唯太(岡山理科大学) 心疾患や脳血管疾患といった循環器系疾患の発症や死亡のリスク要因に、気象あるいは気候の条件が含まれることは古くから知られ、関連する多くの研究がこれまで報告されています。人の大規模な集団に対して調 […]
東海林孝幸(豊橋技術科学大学) 近年、猛暑日が大幅に増え、それに伴い熱中症による救急搬送件数も増加しています。熱中症搬送を発生場所別にみると、「住居」が全体の約4割、年齢に着目すると高齢者(満65歳以上)の搬送が全体の […]
刑部 純平(愛知みずほ大学) 深部体温の過度な上昇は、熱中症の発症リスクを増大させることや持久的運動パフォーマンスを低下させる可能性があります。このような背景から、暑熱環境下での運動開始前に身体を冷却して、あらかじめ深 […]
齊藤宏之(独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所) WBGT(湿球黒球温度)は,「暑さ指数」とも呼ばれ,広く熱中症対策に用いられています。WBGTを測定する方法として一般的なのは、黒球の付いたWBGT計 […]
大塚靖子(株式会社ウェザーニューズ) 雨が降ると頭痛がする、台風が近づくと古傷が痛むなど、天気の変化によって体調が悪くなることはありませんか。天気の変化による頭痛をはじめとする体調不良「天気痛」に悩まされる方は全国で推 […]
佐藤篤史(小山工業高等専門学校) 2024年8月にパリパラリンピックが開催され、心身に様々なハンディキャップを持った選手達が各種目において熱戦を繰り広げました。観戦した方はとても多くの種類の障がいがある事に気づかれたと思 […]
西村 一樹(広島工業大学) あなたのそばに「雨が降ると頭痛などの体調不良を起こす人」はいませんか?「気象病や天気痛」と呼ばれる気象要因の変化に伴う痛みや身体のだるさ、めまいなどの体調不良が大きな問題になっています。天気痛 […]