第64回 日本生気象学会大会（鳥取）2025年11月7日（金）～9日（日）

1. 夏期に38℃と26℃の熱刺激を繰り返した際の生理・心理反応
   大林遥香，垣鍔　直，長野和雄（京都府立大学大学院）
2. GLMをはじめとする2025年さいたま市熱中症搬送者数の再現の比較
   金 雨薇，藤野　毅（埼玉大学大学院理工学研究科）
3. 男子大学ラクロス選手における熱中症症状の発生要因に関する追跡調査
   吉村颯馬^1）， 久米　雅^2），山下直之³⁾（^1）京都工芸繊維大学大学院，^2）京都文教短期大学，^3）京都工芸繊維大学）
4. 熱中症に関するWeb検索キーワードの動向分析
   武内奎太^1），松原斎樹^1），岩崎雅史^1），池田　維^1,2）（^1）京都府立大学生命環境科学研究科，^2）京都府立大学公共政策学研究科）
5. 中学生・高校生の熱中症理解度調査
   松尾浩希^1），山下直之^2）（^1）京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科，^2）京都工芸繊 維大学基盤化学系）

学生コンテスト2　【座長 栗原 広佑（熊本県立大学）】

1. 気象的要因がもたらす生理・心理反応の変化
   竹本柊香，重田祥範（公立鳥取環境大学）
2. 2023年夏の海洋熱波が北海道の局地的な暑熱環境に与えた影響
   森岡丈博^1）, 佐藤友徳^2）（^1）北大院環境，^2）北大地球環境）
3. 日本に吹走するだし風による健康影響について
   松本貴子^1）, 山口隆子^2）（^1）法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻，^2）法政大学文学部地理学科）
4. 由良川・肱川あらし暴露時における寒冷ストレスの比較
   今枝侑香，重田祥範（公立鳥取環境大学大学院）

ランチタイム

12：00～12：50　 熱中症予防研究委員会（学生センター2階 6201会議室）
12：00～12：50　気象病・天気痛委員会（学生センター2階 6202会議室）
11：50～12：50　若手ランチョン（学生センター2階 多目的ホール）

学生コンテスト3　【座長 丸井 朱里（東京農工大学）】

1. 和琴半島の気候とミンミンゼミ生息環境
   山中　緑，山口隆子（法政大学大学院人文科学研究科地理学専攻）
2. 気候区分の差および放射環境の違いがサクラの開花日に与える影響
   野坂尚立，重田祥範（公立鳥取環境大学）
3. 京都の辻子に形成される温熱環境の実測調査
   新居佳夏子¹⁾，長野和雄^2）（京都府立大学大学院）
4. 脳性麻痺者の住宅熱環境と至適温熱環境に関する研究
   －冬期の障がい者支援施設に関する聞取り調査及び施設温熱環境の実測調査－
   岩井淳也，佐藤篤史（小山工業高等専門学校）

一般口演1　【座長　橋本 剛（筑波大学）】

1. 大学生の睡眠休養感に及ぼす生活行動の特性
   西村一樹，玉里祐太郎，長﨑浩爾（広島工業大学）
2. 高温・高湿環境から減圧した時の生理・心理反応に関する実験的研究
   －30℃/72％から30℃/61％相当に減圧した時の実験結果－
   垣鍔 直，新居佳夏子, 長野和雄（京都府立大学）
3. 屋外園芸作業時における後頸部冷却手法の熱中症予防効果
   西野瑛彦（慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科）
4. 熊本県大津町におけるからいも倉庫の室内温熱環境の実測調査
   栗原広佑（熊本県立大学）
5. 南アジアにおける暑熱観測
   登内道彦^1），横山 博1^），田中省吾^1），Md. Sazzad Hossain^2），Agha Babar Ali^3） （^1）一般財団法人気象業務支援センター，^2）Bagladesh Meteorological Dep.^3）Pakistan Meteorological Dep.）

一般口演2　【座長　登内 道彦（気象業務支援センター）】

1. 夏季における対馬のコヤの軒下に形成される温熱環境
   橋本 剛¹⁾，栗原広佑²⁾，石井 仁³⁾，渡邊慎一⁴⁾（¹⁾筑波大学，²⁾熊本県立大学，³⁾名城大学，⁴⁾大同大学）
2. 屋外・屋根付きテニスコートにおけるWBGT測定
   －日本学生テニス選手権大会での事例－
   刑部純平^1），松岡大介^2），松本孝朗^2）（^1）愛知みずほ大学，^2）中京大学）
3. 高校野球夏季公式戦期間中におけるWBGTの実態調査
   加藤貴英^1），松本孝朗^2）（^1）豊田工業高等専門学校 一般学科，^2）中京大学）
4. 熱中症リスク分布の高解像度予測に向けて
   －暑熱曝露の定量化および熱中症発生状況との関連性の分析－
   大山剛弘^1），高倉潤也^1），石崎紀子^1）岡 和孝^1）本田 靖^2）真砂佳史^1）肱岡靖明^1）（^1）国立環境研究所，^2）筑波大学）
5. 熱中症救急搬送情報と医療機関の情報の突合による分析
   上野 哲（東洋大学）

ポスターセッション

P-1．XShelter暑熱服の体温調節上の性能評価
山下湧人^1），黒川遼太^1），加藤智大^1），速水 唯^1），杉江凌雅^1），深澤由杜^1）柏田大輔^2）松本孝朗^1）（^1）中京大学，^2）株式会社ワークマン）

P-2. 頭痛を有する大学生における寒暖差曝露
－痛みの自覚的感覚および身体的変化の検討－
櫻井博紀（常葉大学保健医療学部）

P-3．身近な素材を用いたWBGT簡易観測器の開発
上野一喜，太田俊二（早稲田大学人間科学学術院）

P-4．英語における温熱環境評価語の検索数の季節変化
松原斎樹^1），武内奎太^1），岩崎雅史^1），池田 維^1,2）（^1）京都府立大学生命環境科学研究科，^2）京都府立大学公共政策学研究科）

P-5．一般向け熱中症リスク指標としてのWBGTと熱中症警戒アラートの妥当性
工藤泰子，安成 哲，何 斯誠（総合地球環境学研究所京都気候変動適応センター）

P-6．冬季の寺院建築における温熱・空気環境の実測調査
青木 哲，増田空我（岐阜工業高等専門学校）

P-7．蒸散性熱放散を用いた身体冷却効果におけるファン付きウェアとインナー素材の種類の影響
時澤　健（(独)労働安全衛生総合研究所　人間工学研究グループ）

ランチタイム・総会・評議員会，論文賞・研究奨励賞表彰式，受賞講演
【座長　永島 計 （早稲田大学） 】

日本生気象学会論文賞
「電⼦式WBGT測定器における測定誤差の要因とその有効かつ簡便な補正⽅法の検討」
⿑藤 宏之（労働安全衛⽣研究所）

日本生気象学会研究奨励賞
「Proposing adjustments to heat safety thresholds for junior high and high school sports clubs in Ja pan」
大山 剛弘（国立環境研究所）

一般口演3　【座長　重田 祥範（公立鳥取環境大学） 】

1. 気象モデルCReSSを用いた地上の短周期大気変動を引き起こすスノーバーストの解析
   馬場賢治（酪農学園大学 大学院酪農学研究科/農食環境学群）
2. 奄美大島における高倉の床下空間に形成される温熱環境および紫外線環境
   渡邊 慎一¹⁾，橋本 剛²⁾，石井 仁³⁾（¹⁾大同大学，²⁾筑波大学，³⁾名城大学）
3. 日本における屋外熱環境が観光需要に与える影響
   中村祐輔（立正大学地球環境科学部）
4. 土座住まいの分布と気候特性との関係
   石井 仁（名城大学）
5. 秋ヶ瀬公園内のモリンガ群落における内外の微気象と成長条件
   藤野 毅（埼玉大学大学院理工学研究科）

一般口演4　【座長　松崎 健太郎（島根大学） 】

1. プロセスベースモデルの局地適応性検証
   －東京と埼玉における蚊の個体群動態の比較解析－
   上野一喜¹⁾，遠藤大志²⁾，太田俊二¹⁾（¹⁾早稲田大学人間科学学術院，²⁾早稲田大学大学院人間科学研究科）
2. アソシエーションルール分析による開花季節の同期性の調査
   永井 信¹⁾，吉野由美子²⁾，遠藤拓洋²⁾（¹⁾[国研]海洋研究開発機構，²⁾国立科学博物館）
3. 消防活動時の休憩における効果的な身体冷却に関する研究
   梶西祐弥（東京消防庁安全推進部安全技術課）
4. 前腕皮膚温と生理・環境変数を用いた深部温予測モデルの基礎的検討
   －ウェアラブルデバイス応用を目指して－
   渡邊裕宣^1），堀江純平^1），門倉悠真^2），柳澤智仁^2），佐々木航^3），榎本佑太朗^3） 永島計^1）（^1）早稲田大学，^2）東芝，^3）東京消防庁）

「気象病・天気痛委員会シンポジウム」
　【座長　櫻井 博紀（常葉大学）】

趣旨説明：重田 祥範（公立鳥取環境大学）

S-1．その不調，ひょっとして天気のせい？
佐藤 純（中部大学・生命健康科学部）

S-2．天気痛と気圧の関係
大塚 靖子（株式会社ウェザーニューズ）

S-3．鍼灸師から見た気象病・天気痛
秋田 壽紀（東洋医学研究所🄬グループ ことぶき鍼灸院）

総括：松本 孝朗（中京大学）